
第八回文化講演会 「和歌の浦を彩った奇跡の仮面」 が開催されました
平成22年7月3日、和歌の浦アート・キューブにて県立博物館の大河内智之学芸員が「和歌の浦を彩った奇跡の仮面」と題して講演が行われました。
併せて、経石展示会『法華経の奏でる妹背山展』も行なわれました。
これらに関する新聞記事がご覧いただけます。
文化講演会 和歌山新報(7月9日掲載) 経石展 和歌山新報(7月4日掲載)
当日配布された文化講演会の資料はこちら
第七回文化講演会 「藩政期和歌山の教育」 が開催されました
平成21年7月3日、和歌山県公館にて財団法人和歌山文化財センター理事長・和歌山大学客員教授・前和歌山県教育委員会教育長・妹背山護持顕彰会会員の小関洋治先生の文化講演会が行われました。
併せて、「文化講演会」記念経石展示会『和歌の浦に舞い降りた弁財天』、「和歌山の語り部講座」『和歌の浦妹背山の経石調査に参加して』も行なわれました。
これらに関する新聞記事がご覧いただけます。
ニュース和歌山(6月14日掲載) 和歌山新報(6月20日掲載) 和歌山新報(6月25日掲載)
当日配布された資料を下のボタンからご覧いただけます。
| 『和歌の浦に舞い降りた弁財天』 | 『和歌山の語り部講座』 | 『藩政期和歌山の教育』 | ||
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第六回文化講演会 「藩政期和歌山の教育」 が開催されました
平成20年6月22日、和歌山県公館にて財団法人和歌山文化財センター理事長・和歌山大学客員教授・前和歌山県教育委員会教育長・妹背山護持顕彰会会員の小関洋治先生の文化講演会が行われました。
併せて、「文化講演会」記念経石展示会『和歌の浦に舞い降りた弁財天』、「和歌山の語り部講座」『和歌の浦妹背山の経石調査に参加して』も行なわれました。
これらに関する新聞記事がご覧いただけます。
ニュース和歌山(6月14日掲載) 和歌山新報(6月20日掲載) 和歌山新報(6月25日掲載)
当日配布された資料を下のボタンからご覧いただけます。
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第五回文化講演会
「地形からみた和歌の浦の名所」 が開催されました
去る7月15日(日)、妹背山護持顕彰会主催『第5回 文化講演会』が、和歌山市和歌浦の和歌山県公館に於て開催されました。
和歌山地理学会会員・小林護先生(本会顧問・会内団体「妹背山語り部の会代表)の講演「地形からみた和歌の浦の名所」は、ロマン溢れるユーモア一杯のお話しでした。
下の写真をクリックすると大きくご覧いただけます。
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第四回文化講演会
「紀州からみた江戸時代」 が開催されました
平成18年5月28日、和歌山県公館にて前和歌山市立博物館副館長(和歌山地方史研究会・会長)の三尾功先生の文化講演会が行われました。
和歌山地方史研究で名高い先生の、和歌の浦・妹背山の現在にも繋がる “和歌山の歴史ロマン” 溢れるお話を聞かせていただきました。
当日配布された資料を下のボタンからご覧いただけます。
■ 第4回文化講演会の記事がニュース和歌山と和歌山リビングに掲載されました。
第二回文化講演会「久遠の祈り」について思うこと
童話作家 御前陽子(アゼリア賞受賞)
平成16年6月12日、和歌の浦アートキューブにて開催された前県立博物館副館長の菅原正明先生の文化講演会に出席しました。
講演会場にて
私は、昨年10月の妹背山海禅院跡の発掘調査、今年1月の多宝塔地下石室内の経石調査と、2回にわたる発掘調査に参加させていただきましたので、妹背山護持顕彰会の皆様や一緒にボランティアをした仲間と会うことができ、まるで同窓会に来たような懐かしさでいっぱいでした。
壇上近くの机には、多宝塔下の石室から取り出されたいくつかの経石が並べられており、とても鮮明に文字を読み取ることができ、感激しました。
「調査の時は、よごれを落としたり袋詰めやナンバリングに夢中やったけど、今日は、落ち着いて、じっくり見られてうれしいわ!」
調査で一緒だった友人とそんなことを言い合いながら、懐かしい経石を手にしました。
小さい石にびっしり書かれた米粒のような細かい字。流れるように書かれた行書や草書の墨文字。“八幡家之供養”と家の供養のために書かれたであろう経石。朱文字や金文字で書写されたもの。仏舎利を模したかのような白っぽい不思議な丸い小石。題目で多宝塔を描いたもの・・・。一つ一つにそれぞれの人の思いが込められています。
それらを大事そうに手にとって眺めている人、熱心に菅原先生に質問する人・・・。訪れた人々も355年の時を超えて、昔の人の思いに心を重ねていました。
そんな和やかであたたかい雰囲気の中、講演会が始まりました。
考古学事始め
菅原先生が考古学に興味をもたれるようになったきっかけや、文化財の調査に携わってこられてから、昨年の海禅院多宝塔の経石調査に至るまでのお話を中心に経石に秘められた「久遠の祈り」についてお話下さいました。
先生が考古学に興味を持たれたのは、生まれ育った山形での少年時代の体験が大きかったようです。家の近くの畑から出てきた土器や石器のかけらを拾い、集めていた菅原少年は、それらに直に触れることで、古の人たちに思いを馳せるようになったのでした。
大学で先生は物を通して歴史を考える“考古学”を専攻され、写真の撮り方、図の書き方、発掘の仕方などを学ばれました。そうして「狩猟採集民がどうして農耕民になったのか・・・。また、どうして国家をつくったのか・・・」ということに興味を持たれ、大学院では世界、中近東でどういう形で農耕が起こったかを勉強されたのです。
そうして、バイトで貯めたお金で実際にヨーロッパに出向き、3ヶ月で17カ国をまわりました。その時、先生は、本で知った知識とは全然違った世界があることをお感じになったといいます。
その後、大阪府教育委員会、奈良国立文化財研究所(国立歴史民族博物館)などで勤務され、平城京・藤原京・飛鳥などの発掘調査を経験。又、海外調査として西パキスタンやインドなどに出向き、いろんな遺蹟や日本とは全く違った仏教寺院や建物のあり方などを目のあたりにされてきました。
そうして、先生はここ和歌山に来られ、さらに数多くの貴重な体験を積み重ねていかれることになるのです。
これまで土器や瓦といったものを中心に考えてこられましたが和歌山文化財センターでは、多くのお寺(寺院)の調査を担当することになったそうです。
先生が携わった道成寺や根来寺は、遠い昔から現在までずーっと存在しています。
長い年月の中、人々は何度も何度も修理を繰り返しながら今日まで継続してきたのです。
それを支えた人々の思いとは、いったい何だったのだろう・・・と、先生は建造物の調査をしながら考え続けられたといいます。
長い間文化財の調査に携わってきて、それらを造った人々の生き方から、今を考えようとしている様子が良く分かりました。
これらの調査に関連して話された先生のお話の中で心に残っていることがあります。
人間の心をもったネアンデルタール人
それは、北イラクのシャニダール洞窟において、ソレッキー博士がネアンデルタール人の化石骨を発掘した話です。発見した人骨は9体で、1号人骨は、右腕を失い、左目は盲目であったことで、体の不自由な仲間をかばって生きていたこと。また4号人骨は、埋葬されており、この骨は花粉でまみれていました。この花粉の分析により、この花は洞窟の外で咲いている野生のアザミ、ノボロギク、コデマリ、タチアオイなど8種類の花で、死者に花束を捧げていたことが明らかになったことです。この埋葬は、これらの花が咲く初夏の6月初めであることもわかりました。
6万年前にネアンデルタール人は、人間らしい心を持っていたのです。「シャニダールの花」として、私達の心に留めておくべき出来事でした。ネアンデルタール人が、お互いに支え合い、命を慈しんでいたことに深い感銘を受けました。
また、それに続く話として、生命科学の研究により明らかにされたことによると、私達が現在ここにあるのは、35億年の歴史を受け継いできた命であり、死を介して生き延びてきた人間としての命であるのです。
私達一人一人は、何億年という長い歴史の中で、ただひとりしか存在していない貴重な存在です。1回しかない生、そしていずれ死ぬように設定された、奇跡的な命の授かり方をしてきた私達なのであるということでした。
最近、親が子どもを虐待する事件や、子ども同士で傷つけ合う事件などが多発していることは、とても悲しいことです。連綿とつながってきた“命”について、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか・・・。
妹背山にて思うこと
昨年より縁あって、妹背山海禅院の発掘調査・経石調査に参加させていただいています。不思議と、この地を訪れると心が落ち着き、なごみます。
江戸の昔、養珠院お万の方(紀州初代藩主徳川頼宣の母)が、夫家康の33回忌追善に加え、すべての人々の救済のために石に法華経を書写することを発案し、身分や階級を超えてたくさんの人たちがその心に賛同し、経石供養に参加しています。
それは、後水尾上皇や公家、武家や僧侶それに一般庶民に至る実に多くの人たちです。
この地には天皇家が大名家の私事に自ら参加されるという前代未聞の歴史が凝縮され、朽ちることない石に思いを託すことで、永遠の功徳が唱えられ続けています。
ここは、「一隅を照らすもの、是れ即ち国の宝なり」の言葉にしっかり裏打ちされている、と先生は話しています。
そして・・・今、“平成の経石供養”として、今を生きる私達が、昔の人たちのように経石供養をし、自分たちの思いを永遠につないでいこう・・・というすばらしいご計画を菅原先生と妹背山護持顕彰会会長の松本惠昌様から聞かせていただきました。
永い生命の流れの中の瞬く時間の中で、みんなで力を合わせて我々の思いを残していける!なんて幸せなことでしょう。
「私は、たまたま与えられたこの一瞬の中に生きている!非常にありがたいな、というひとときを持つことが必要なのでは・・・?」という菅原先生のお言葉は、とても深く重みがあると感じています。そして、その思いは、“妹背ふたたび”という合い言葉のもと“建物の復興だけでなく、それに見合った心を育てたい”という松本惠昌様の思いと重なって私の心に強く深く響いてきました。
とても内容の濃い、すばらしい講演会でした。 (H16.7.12 記)
■ 第3回文化講演会の記事が毎日新聞とニュース和歌山に掲載されました。
■ 第2回文化講演会関連記事がわかやま新報に掲載されました。
■ 第2回文化講演会の記事がニュース和歌山に掲載されました。
■ 第2回文化講演会の記事がリビング和歌山に掲載されました。
■ 第1回文化講演会の記事がわかやま新報に掲載されました。
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